一般社団法人札幌レンタカー協会は、外国人ドライバーを対象に安全運転の啓発を目的としたビデオを制作しました。日本国内の交通ルールの説明をはじめ、野生動物の飛び出しや冬期間の運転など北海道特有の注意点を収録しています。北海道では外国人によるレンタカー利用が急増。平成25年度上半期(4~9 月)では前年同期比79.2%増の10,550件に達しました。一方、交通事故の増加が懸念されるところで、実際に死亡事故に至ったケースも見られます。こうしたことから、外国人観光客に安全にドライブを楽しんでもらうことを目指しビデオを作製したものです。
ビデオは日本語と英語の2ヵ国語で作製、放映時間約10分の通常版と冬期間の情報を除いた短縮版の2種類を用意しています。内容では特に、事故の恐ろしさを知ってもらうために、レンタカーによる実際の事故をドライブレコーダーで記録した映像を収録しています。
ビデオは、札幌レンタカー協会および会員各社のホームページで閲覧できるようになっており、貸渡時など北海道ドライブの関する説明ツールとしても活用する考えです。また、今後は中国語、韓国語、タイ語にも対応させる計画です。
一般社団法人札幌レンタカー協会ホームページ