ニュース&トピックス(2019年page月8日)

　レンタカーによる貸切バス経営類似行為（白バス行為）の防止の徹底について、国土交通省自動車局 旅客課長名による通達が一般社団法人全国レンタカー協会会長に対して発出されました。

　これは、去る5月10日に茨城県のレンタカー事業者（非会員）が貸切バス経営類似行為を行った上、乗車中の利用者に重軽傷を負わせる事故を起こし、道路運送法違反及び業務上過失傷害罪で送検される事案を発生させたことによるものです。

　通達では、（1）貸切バス経営類似行為を防止すること、（2）マイクロバスを貸し渡す際に、借受人に対し安全かつ適切な駐車について注意を促すこと、（3）貸渡実績報告書を確実に提出すること―の3点について注意喚起しています。

　なお、この事故がレンタカー協会非加盟事業者による事案であったことから協会非加盟事業者に対しては各運輸局から一歩踏み込んだ内容の通達が発出されています。

　一般社団法人神奈川県レンタカー協会は5月17日、ＪＲ桜木町駅前で「交通安全啓発活動」を実施しました。春の全国交通安全運動に合わせて行ったもので、会員10者から28名と伊勢佐木警察署、協会事務局員の合計32名が参加しました。

　交通安全を呼びかけるチラシとともに交通安全啓発ロゴの入ったフリーザーバッグ2,000枚を通行する人々に配布しました。

　長崎空港利用者利便向上協議会が平成25年度から実施している空港で働く全職員を対象とした「長崎空港カスタマーサービス表彰」の2018年度下半期の受賞者として、長崎空港レンタカー協議会会員のタイムズモビリティネットワークス㈱長崎空港店の山田陽子さん、川竹彩貴さんの2 名が選ばれました。去る6 月13日、長崎空港事務所空港長室で山内諒空港長から表彰状と記念品が授与されました。
　受賞理由は、店舗前の給油所で運転免許証を遺失したことに気付かずに空港に移動してしまった利用者の免許証を山田職員が発見し、利用者と連絡をとりつつ、川竹職員が出発目前の搭乗口まで届けたことによるもの。遺失物がないか常に意識して勤務していたこと、2 名の連携により無事免許証を返還できたことが評価されました。

　一般社団法人全国レンタカー協会は、一般社団法人全国レンタカー協会は6月20日、東京千代田区のアルカディア市ヶ谷において第38回通常総会及び第110回理事会を開催しました。
　総会では2018年度の事業報告及び収支計算案のほか、今年度が役員改選期に当たることから、理事及び監事の選任案が審議され、いずれも提案通りの内容で承認を得ました。
　そのほか、2019年度の事業計画及び収支予算、委員会及び小委員会委員の委嘱状況、第27回事業者大会の開催地等の決定、表彰受賞者等についての報告が行われました。
　また、同日に開催された第110回理事会では、会長、副会長、専務理事の選任案及び顧問、相談役の委嘱案について審議が行われ、提案通りの内容で承認されました。
　続いて行われた懇親会では、会員のほか、国会議員、関係省庁、団体等から来賓を迎え、約150人が集まり、盛大な会となりました。

　富山県レンタカー協会はこのほど、富山県警察本部と「災害時の自動車の貸渡しに関する協定」を締結しました。地震のなどの大規模災害が発生し、警察車両使用できなくなった際に車両を優先的に貸し出すというものです。
　去る4 月11日、県警本部において協定締結式を実施。県協会の品川祐一郎会長と県警の山田知裕本部長との間で協定書を取り交わしました。