ニュース&トピックス(2016年page月2日)

　政府は11月3 日付で「平成28年秋の叙勲」の受章者を発表しました。レンタカー業界からは京都府レンタカー協会前会長の平木幹泰氏（F レンタリース㈱会長）が「旭日双光章」を受章されました。
　平木氏は、11月10日に東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で挙行された叙勲伝達式にご夫人とともに出席され、叙勲の伝達を受けるとともに、皇居にて天皇陛下に拝謁されました。

　三重県レンタカー協会はこのほど、三重県警察本部と「災害時等における輸送車両提供に関する協定」を締結しました。去る10月11日、三重県庁で締結式を実施。三重県レンタカー協会の前田基博会長と三重県の鈴木英敬知事の間で協定書を取り交わしました。
　今回の協定では、地震、津波などの災害が発生または発生のおそれがある場合に、県からの要請で輸送車両の確保および提供を行うというものです。

協定書を取り交わす前田会長㊧と鈴木知事㊨

　一般社団法人全国レンタカー協会は11月8日、中部地区レンタカー協会連合会、三重県レンタカー協会の協力のもと、三重県四日市市の「四日市都ホテル」において第25回全国レンタカー事業者大会を開催しました。全国の会員事業者ら409人が一堂に会し、レンタカー業界のさらなる発展を誓うとともに、会員相互の協調と連携を確認しました。
　大会では、日本政府観光局（ＪＮＴＯ）理事の吉田晶子氏、元伊勢神宮禰宜の渡邊和洋氏による講演が行われたほか、国土交通省大臣官房審議官の堀家久靖氏、三重県副知事の石垣英一氏、三重県警察本部長の森元良幸氏、四日市市長の田中俊行氏等の来賓にご臨席をいただき、祝辞を頂戴しました。
　また、懇親会では中部地区レンタカー協会連合会会長の安井博文氏の歓迎挨拶、中部運輸局長の鈴木昭久氏の乾杯発声の後、和やかな歓談が行われました。また、懇親会ではジャズと四日市諏訪太鼓の演奏が行われ、会場を盛り上げました。

　一般社団法人長崎県レンタカー協会は９月２７日、長崎県高速道路交通安全協議会および長崎県警察本部高速道路交通安全警察隊が実施した「秋の全国交通安全運動“街頭キャンペーン”」に協力しました。
　キャンペーンは長崎自動車道下り線大村湾パーキングエリアで実施されたもので、長崎県協会諫早支部の４名が参加しました。
　会場に「交通安全運動実施中」「毎月１０日はレンタカーの日」ののぼり旗を掲げるとともに、参加者全員が「交通安全」記載のたすきを着装して、約３００名のドライバーにチラシや交通安全グッズなどを配布し、交通事故防止を呼び掛けました。

　那覇空港において、レンタカー送迎用バスが事業用バスの待機場を利用できる特別措置が実施されました。
　これは、一般社団法人沖縄県レンタカー協会による国土交通省大阪航空局への要望活動により実現したものです。
　那覇空港においては、レンタカー各社の営業所が空港敷地外に設置されているため、空港内の送迎用バス乗り場から各営業所への送迎を行っています。ただ、空港内に送迎用バスの待機場がないため、効率的な送迎ができず、特に多客期においては利用者を長時間待たせる事態が発生していました。
　このため、一般社団法人沖縄県レンタカー協会は那覇空港を所管する国土交通省大阪航空局に対して、こうした事態の改善を求める要望活動を行ってきました。
　これを受けて、那覇空港では、バス協会の協力を得て８月１５日から９月１９日の３６日間、事業用バス待機場の利用の提供を受け、待機場を利用した場合の検証を行いました。
　事業者からは「安全運行が図れた」「利用者をお待たせすることなく、業務の円滑化が図れた」などの感想が寄せられました。