ニュース&トピックス(2020年11月)

　国土交通省は10月19日付けで「令和2年自動車関係功労者大臣表彰」の受賞者を発表しました。レンタカー業界からは、静岡県レンタカー協会理事の大軒達三氏（㈱バジェット・レンタカー静岡代表取締役社長）が受賞されました。
　授賞式は10月29日に東京・港区の東京プリンスホテルで行われ、小林茂樹国土交通大臣政務官から各業界の代表者が表彰状を受け取りました。大軒氏は自動車関連業界を代表して壇上に登り小林政務官から表彰状を受領しました。
　自動車関係功労者大臣表彰は、多年にわたり事業の振興に努めた方々や、運転手、自動車整備士など自動車関連業務に精励してきた方々を国土交通大臣が表彰するもので、今年は214名の方々が受賞の栄に浴されました。
　レンタカー業界は“自動車関連業界”として表彰を受けますが、全レ協の要望によって表彰状には「レンタカー業界の振興」との文言が記されています。
　大臣表彰の表彰式は例年、国土交通省の講堂で行われていましたが、今年は新型コロナウイルス感染予防の観点から、広い会場を利用し、密を避けるために受賞者同士の間隔を大きく取ったほか、同伴者の会場への入場を制限するなど、通常とは異なる表彰式となりました。

　一般社団法人京都府レンタカー協会は10月10日、京都市の京都自動車会館で「第3回ウインチ操作特別研修」を開催しました。滋賀県レンタカー協会からの6名を含め24名が参加しました。
　同研修は労働安全衛生法第59条に基づくもので、昨年度の2開催続き3回目の実施です。近畿地区連合会の各府県にも参加を呼び掛けました。
　研修では午前中、専門のテキストを用い、ウインチの種類・用途・構造等を学ぶ座学を実施。午後は隣接する京都運輸支局駐車場にて会員各社から提供いただいた2台の積載車を用い、実際のウインチを操作する実技研修を実施しました。




ウインチ操作特別研修（座学㊧、実施研修㊨）

　一般社団法人沖縄県レンタカー協会は10月29日～11月1日の4日間、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターおよび宜野湾市立多目的運動場で開催された「ツーリズムEXPOジャパン　旅の祭典 in 沖縄」に出展しました。ツーリズムEXPOジャパンには例年、全レ協として出展してきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、開催地である沖縄県協会に出展を委ねることとしました。
　「ツーリズムEXPOジャパン」は公益社団法人日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会、日本政府観光局の主催により世界最大級の旅の祭典として毎年開催されており、7回目となる今回は初めての沖縄開催として期待されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、例年とは異なる開催となりました。イベントではニューモデル時代の安心安全なイベントモデルを示すとともに、落ち込んだ観光需要復活に向け、新しいツーリズムの形を発信。30の国と地域、285の企業・団体が出展し4日間で24,080名が来場しました。また、沖縄県協会のブースには180名が来場しました。