ニュース&トピックス

非降雪地域からのノーマルタイヤ車両が雪道で立ち往生するケースが増えています

 インバウンド観光客や運転経験の浅いドライバーが非降雪地域からノーマルタイヤのレンタカーを借り受け、降雪路や凍結路で事故を起こす事例が多数報告されています。
 このため降雪地域の自治体や道路管理者から、レンタカー事業者においても冬期における雪道等の走行リスクを説明するとともに、降雪地域に出かける際はスタッドレスタイヤやチェーンなどを装備するよう徹底してほしい旨、一般社団法人全国レンタカー協会に対して要望が寄せられています。
 会員の皆様におかれましては、ノーマルタイヤのまま借り受ける利用者に対して、
○気象情報や道路における降雪状況を適時把握すること
○降雪地域に出かけようとしているときは必ずスタッドレスタイヤやチェーンを装備してもらうこと
○大雪時にはチェーンを装備すること
○道路状況などに応じた運転(速度・車間距離)をすること などの注意喚起を行っていただくようお願いします。
 また、沖縄を除く各都道府県が定める道路交通法施行細則等では、凍結した道路等において防滑措置を講ずることを運転者の義務とし、これに違反した場合の反則金の適用が定められています。これらの細則は一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)のホームページで閲覧することができます。