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国のEV・PHV普及事業に「レンタカー」が活躍 113台のEV・PHVがパレードしギネス認定

113台のEV・PHVがパレードしギネス認定(長崎県)長崎県では「EV・PHVタウン構想」を展開するに当たり昨年度、 五島地域においてEVとITS(高度道路交通システム)を連動させた未来型のドライブ観光システムを実現するための実証プロジェクト「長崎EV&ITSコンソーシアム」(長崎エビッツ)を立ち上げました。
プロジェクト本格稼働の記念イベントとして7月3日五島市で、レンタカーや公用車として活躍しているEV・PHV113台が勢揃いし、パレードが行われました。

100台以上のEVが連続して一定距離をパレードするのは世界で初めてで、立ち会ったギネス公式認定委員により世界記録として認定されました。
長崎エビッツでは、自治体、地元企業、住民がフリーな環境で参加できる4つのワーキンググループ(WG)を設置。 プロジェクトの本格展開に向け準備を進めてきました。
特にレンタカー事業者はEV導入の中核となるため、積極的な参画が求められていました。 島民ボランティアや高校生の積極的な参加もあってWGは活気づき、平成22年3月にEV(三菱i-MiEV)を100台導入し、レンタカーや観光産業等での利用を開始しました。 島内8ヵ所に急速充電器15基を設置したほか、レンタカー事業者も営業所に200Vの充電施設を設置するなど、EV利用者の充電需要に応える体制を整えました。 また、7月からプリウスPHV2台が配備され、国内で唯一、一般利用者がPHVをレンタカーとして利用できる地域となりました。