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レンタカードライブ振興に関する取り組みと成果 九州運輸局が資料を作成

 九州運輸局はこのほど「九州のレンタカードライブの振興に関する取り組みと成果について」と題する資料を取りまとめました。
 それによると、九州地区では、平成26年3 月に九州各県および政令市、NEXCO 西日本、レンタカー会社、九州運輸局で構成する「レンタカーを使ったインバウンド拡大のための勉強会」を立ち上げ、2回のドライブキャンペーンと外国人向けのドライブマニュアル作成を実施し利用者の拡大に成果を上げました。
 続く平成27年11月には、キャンペーンの成果を一過性のものとしないために、九州運輸局・地方整備局、農政局、観光関連団体、国際カード会社、道の駅等で構成する「九州ドライブ旅行活性化・観光消費拡大勉強会」を設置しました。
 さらに平成28年5 月、2 つの勉強会を統合し「九州レンタカードライブ振興協議会」を設立し、二次交通の一環としてレンタカーの機動性を活かし、官民が連携して観光地を結んだ旅の魅力創造を推進し、九州全体の地域振興に寄与することとしました。協議会では、①観光消費拡大、②リピーター創造、③ドライブ利便性向上―の3 つの方針を掲げ、〇NEXCO 西日本の企画商品の通年化による継続的なレンタカー利用の促進、〇国際カード会社や観光メディアの協力による魅力的なパンフレットの作成や共同プロモーションの実施、〇協議会の下に各県が連携したワーキンググループを設置し、国とともに広域観光周遊ルートの磨き上げを図る―などの施策を展開してきました。
 これら取り組みによってレンタカー貸出件数が着実に増加している地域が現れるなどの成果が生まれています。